MFC三妻日記(仮)

茨城県常総市で活動するサッカーチームMFC三妻の活動を綴っています。

Sato的サッカー漫画のおすすめ

サッカー漫画、いっぱいありますよね。けど、Satoはこれまであまり見たことがなかったんです。

 

Satoの小学生の頃のサッカーブームの火付け役の「キャプテン翼」も見なかったわけではないのですが、熱心ではなかったなあ。これまで読んだサッカー漫画でちゃんと覚えているものといえば、大島司さんの「シュート」ぐらい。

 

ただ、子供がサッカーを始めたのもあって、たまーに漫画を読む機会があると、サッカー漫画を手に取ることが多くなったような。いろいろありますよね。

 

最近読んで、おーとなったのが、大武ユキさんの「フットボールネーション」。人間模様や社会的な課題などなどいろいろな要素も詰まってますが、体や筋肉の使い方やサッカー戦略をきっちり科学的に解説してくれるのはいい!読んでてほーっとなってしまいます。

 

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キーパーの動き方の理論などは、ヨーロッパの論理的、科学的な思考に裏付けられた合理的な考え方がにじみ出ていて、ニヤリ、とさせられました。Satoの専門分野でもヨーロッパ、特にドイツやオランダあたりの研究者を見ていると、この辺り若いうちからきっちり鍛えられてるな〜と、感じることが多々あります。いや、彼らだって理屈に合わないこともいっぱいしますし、経験則で間違うことも多いのですが、その辺りの成功や間違い、そして自分の考察をきちんと共有しあって(日本人には対立しあってや、言い合ってに感じるかもしれませんが)、より合理的な説明を行おうとする意欲には関心させられたことが思い浮かびます。

 

この「フットボールネーション」Wikipediaによると「運動科学総合研究所の高岡英夫の協力を仰ぎ、現代サッカーにおいてもも裏の筋肉を始めとするインナーマッスルを使うことの重要性を前面に押し出した構成となっている。」そうです。なるほど科学的な部分がしっかりしているわけですね。

 

子供たちが読んで面白いかというと、「アオアシ」、「ハイキュー(サッカー漫画でないけど)」の方が断然上位に来るでしょうが、サッカープレーヤーなら読んで損はないのかなあ〜と思います。人間の体って動かすときの意識のありようやほんのちょっとしたコツで、全然パフォーマンスが違いますよね。本当この辺りはもっと有効に教えた方がいいように思います。もっとちゃんと運動しているときに読みたかったなあ〜。

 

ということで、Satoのおすすめマンガ、「フットボールネーション」の紹介でした。